TABIPPO2013プレゼンテーションで優勝したテクニックとは?

みなさん、こんにちは!!

前回、プレゼンテーションを作るときまず考えることについて書きました。

こちらの記事から。

これであなたもプレゼンテーションが上手くなる!プレゼンを作るときまず考えること

今日は僕が約2000人の前で2度プレゼンテーション経験をふまえて、プレゼンテーションのテクニックをお話ししようと思います。

プレゼンテーションが苦手な人も、テクニックさえ学べば誰でもうまくなります!

 

今日は、TABIPPO2013のプレゼンテーションコンテストで優勝したときに、僕が使ったテクニックを3つご紹介します。

今回はプレゼン作成のテクニックではなく、実際にプレゼンをする時の話し方のテクニックです。

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1、話しかけるように話す。

 プレゼンテーションはい方的に自分の意見や考えを伝えるイメージがあるかもしれませんが、

プレゼンテーションは対話だと僕は思っています。

もちろん、2000人と1人で対話することはできませんが、聴衆が僕と対話しているかのような感覚になるように話すようにしています。

こうすることで、お客さんが「聞き手」から「聴き手」になるのだと思います。

このとき、目線を聞き手と合わせ、人の目を見て話すことが大切です。

 

 

具体的にどんな話し方をするかというと、

1、「あなたはどうおもいますか?」「旅してみたいと思ったことはありますか?」といった問いかけや、

2、「面白いと思いませんか?」「素敵ですよね!」というような同意を求める言い回しです。

 

1、問いかけることによって、聴き手は自分の頭で考えて答えを出そうとします。

「僕はこう思う!」「私は旅したいと思ったことないわ!」というように。

2、同意を求めることによって、聴き手は自分の意見を持とうとします。

「面白いと思うけど、僕には無理だ」「素敵ね!私もやりたいわ!」というように。

 

自分で考えるということは聞き手が聴く体制になるのです。

左から右へ聞き流すのではなく、理解し納得しようと聴くようになるのです。

 

この聴き手が考えたり、自分の意見を持つというのが大切なのです。

これを考えさせるような話し方ができれば、一方通行の「退屈なプレゼン」から抜け出せます。

プレゼンテーションは一方通行な話ではなく、対話なのです。

 

2、物語を語る

人はなぜディズニーやジブリが好きなのでしょうか?

それは物語があるからです。

おっちょこちょいの普通の少年が、いろんな経験をして強くなって成長したり、

王子様がお姫様を助けて幸せに暮らしたり、

 

単純なストーリーはありません。

だいたいハプニングがあって、それを主人公が乗り越えて成長するんです。誰かの命が助かるんです。

だって、元から金持ちのスポーツ万能の主人公が普通に暮らす話なんておもんないですもんね。

 

おもしろい話には「おもしろいストーリー」があるのです。

人は物語に聞き入り、感動したり、感情移入するのです。

 

例えば、ダイエット商品を売るとき、その成分や効果を話すよりも、

実際に痩せた人の物語を話したほうが、お客さんは興味を持つのです。

だからダイエット食品や筋トレマシーンのCMに「体験者の声」みたいなのがよくあるんです。

 

だから、プレゼンテーションをするときは、物語を話しましょう。

自分の体験談、その商品やサービスを使っているお客様の物語、

ストーリーを語るのです。

そのストーリーが面白ければおもしろいほど、聞いている人はあなたの話に夢中になります。

 

3、原稿を読んではいけない

これはいろんな場面で見かけます。

原稿をよんでいるプレゼンテーションは一方通行です。

 

Appleのスティーブジョブズは原稿をよんでいたでしょうか?

ソフトバンクの孫正義は原稿をよんでいたでしょうか?

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彼らは、聞いている人がワクワクするような話を、聴衆一人一人に語りかけるように話します。

そしてなにより情熱的に楽しそうに話すのです。

そこに原稿なんていりません。

 

しかし、原稿を読まないということは、それだけ「練習しないといけない」ということです。

多くの人が、プレゼンのスライドを作ってそれで終わりという人が多いです。

一発本番みたいな。

 

練習もしないでスポーツの大会で勝てませんよね?

練習しないと音楽の発表会でいい演奏はできませんよね?

プレゼンテーションも同じです。

 

スティーブジョブズも孫正義もプレゼンテーションの前には、ものすごい練習をします。

あの素晴らしいプレゼンテーションの裏には、ものすごい時間をかけた練習と準備があるのです。

 

しっかりと準備をして、練習をして、

自分自身で伝えたいことをはっきりさせてプレゼンテーション本番を迎えましょう。

その練習が自信になり、その自信がプレゼンを楽しくさせ、聴き手を魅了するプレゼンテーションになるでしょう。

 

では、どんな練習をすればいいか?

それは原稿を暗記する練習ではありません。

 

原稿を暗記するのではなく、「このスライドではこれを伝えよう」「この写真ではこの物語」

というように、スライドごとに「一番伝えたいこと」を決めておくのです。

その「伝えたいこと」さえ明確に覚えていれば、原稿を暗記していなくても、「伝えたいこと」さえ言えればいいのです。

 

原稿を丸暗記してしまうと、頭が真っ白になった時に何もできなくなってしまいます。

しかし、スライドごとに「伝えたいこと」を決めていれば、頭が真っ白になっても戻ってくることができます。

これにに必要なのが、「練習」なのです。

 

プレゼンができたら、いろんな人に聞いてもらってください。

自分で画面に向けってひたすら練習してください。

動画を撮って、自分を客観的に見てください。

 

どんな人も練習なしでいいプレゼンテーションはできません。

いつもかなりの時間をかけてスライドを準備し、練習します。

 

あなたも是非、プレゼン本番の前にいっぱい練習してみてください。

それが必ず自信になって、良い結果に繋がると思います。

 

いかがでしたでしょうか。

今回はプレゼンを話す時に僕が注意していることについて書きました。

次回のプレゼンの記事は、プレゼンを作る時に注意することについて書きたいと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

たこ焼きを愛し、世界中でたこ焼きを焼くために飛び回っているたこ焼き野郎です。世界中で金色の全身タイツや、ドラゴンボールのフリーザの格好で人を楽しませ、「クレイジー」と言われることに快感を得ています。現在ニュージーランドでたこ焼きを売るため、奮闘中!!

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