「あなたは世界を旅したいと思いますか?」
この問いに「Yes」と答える人は少なくないと思います。
では、こちらの質問はどうでしょう。
「今世界一周航空券を無料でもらったら、あなたは今から世界を旅しますか?」
いったいこの問いにどれだけの人が「Yes」と答えるだろう。
「行ってみたいけど、自分には無理」
「興味はあるけど、仕事や学校があるから無理」
「行きたいけど家族がダメだという」
理由は人それぞれですが、今世界一周航空券をもらったからといって世界一周になんてなかなか行けませんよね?
しかし、
2013年2月、僕はまさにこの状況になったのです。
そう、4月から働く予定だった企業の内定を辞退してまで、世界一周に行く決断をしたのです。
なにがそうさせたのか。
今日は僕が企業の内定を辞退してまで世界一周の旅に出た理由をお話しします。
世界一周航空券をゲットした!
こんなうまい話があるのかと思うかもしれませんが、あるんです。
無料でゲットしました。

どうやって?!
TABIPPO2013というイベントに出場しました。
TABIPPOとは「旅で世界を、もっと素敵に」を理念に、セミナーを開いたり、2000人規模のイベントを毎年主要都市で開いたり、本を出版したり、飲み会したり、いろんな活動をしています。
そのTABIPPO2013のイベントで、wiz TABIPPO(現DREAM)という、学生が「世界一周に行きたい!」というプレゼンするコンテンツに応募しました。
決勝まで、書類、面接、プレゼン審査を経て、約450人から3人に選ばれました。
そして、決勝の舞台で2200人の前でプレゼンしました。
2200人のお客さんが決勝の舞台でプレゼンした3人に投票します。
この時のプレゼンのテーマは「世界でやりたい3つのこと」
僕は「世界中でたこ焼きを焼きたい」ということを軸に3つお話ししました。
そしてプレゼンコンテストの結果は、、なんと優勝してしまったのです!
そして優勝商品が世界一周航空券でした。
この航空券はワンワールドといういろんな航空会社が加盟している組織が売っているチケットで、買うと40万円くらいします。
簡単にいうと、10回くらい飛行機タダで乗れますよーってチケットです。
このイベントが、僕を世界に連れ出してくれました。
2200人の前で夢を語って、行きませーん!なんて言えませんから!!笑。
世界中でたこ焼きを焼きたい
TABIPPO2013のイベントで僕が語ったのは、「世界中でたこ焼きを焼きたい」というものでした。

今まで全力でやってきたたこ焼きを、次は世界でやってみたいと思ったのです。
とってもシンプルです。
サッカー選手がヨーロッパでプレイしたいと思うように、プロ野球選手がメジャーリーグで活躍したいと思うように、
たこ焼き屋は世界でたこ焼きを焼きたいと思うのです。
すいません、僕だけですね。
でも、自分が全力でやってきたことを海外でできるっておもしろくないですか?
その全力でやってきたことを通して人と出会い、つながれたら最高じゃないですか?
だから僕は、海外で活躍する日本人って憧れるし、尊敬するんです。
この世界でたこ焼きをやりたいって考えに至ったのは、やはりモロッコでたこ焼き屋をやった経験があるからだと思います。

モロッコのエッサウィラという田舎の港町でたこ焼きが流行ってるんです。
今までそこになかったたこ焼きが人を笑顔にしてるんです。
そんな場所をいろんな国に作りたい!世界中の人がたこ焼きで笑顔になってほしい!
その思いがほんとうに強かったんです。
ただシンンプルに「たこ焼きを焼きたい」そう思ったからそれを行動にうつしました。
やりたいと思ったらやる。
サントリーの鳥井信治郎さんの言葉が僕の座右の銘です。
「やってみなはれ」
一度きりの人生を全力で楽しもうと思った
みなさんは、
仕事は楽しいですか?
学校は楽しいですか?
旅は楽しいですか?
人生は楽しいですか?
僕が旅に出るか就職するか悩んでいたとき、自分にこれらを問いかけました。
「今、自分は楽しいか?」
僕の答えは「楽しい」でした。
なぜかというと、内定が決まっていた会社で働くことが楽しみで仕方なかったのです。
人事の先輩方には本当にお世話になり、同期とも仲良くなり、
これから始まる社会人生活に心踊らせていました。
しかし、世界一周航空券を手にし、内定を辞退して旅に出るか迷った時、いろんな人に相談しました。

すると、たくさんの人が「絶対にやったほうがいい!」
そう言ってくれたんです。
人事の方とも相談し、内定を辞退して旅に出ることを決めました。
「一度きりの人生、やりたいことを全力で楽しもう」と決めたのです。
内定を辞退することはとっても勇気がいりました。
大学を卒業して、社会的地位もなく、収入もない中でとても不安でした。
しかし、応援してくれる友だちや家族がいました。
たくさんの人に後押しされ、支えられ、僕は旅に出ることができました。
この時の選択が正しかったのか間違っていたのか正直わかりません。
でも、どちらの選択をしていても、自分は自分の人生を楽しんでいたと思います。
今が楽しく充実しているということは、旅に出た選択は正しかったのでしょう。
一度きりの人生、「これやりたい!」って思ったことを「全力で楽しみながら」生きていきたいと思います!
とりあえず、天一のスープをニュージーランドで作りたいですね。
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「三重大の卒業生であると、胸を張って言えるか?」
と、三重大に勤めていた時に前の豊田学長から尋ねられたことがある。
「言えるようになりたい」
と、私は答えた。
「今なら言える」
と、70歳のわたし。
松之助はどうだ?!
頑張ってほしい。
冴子先生
「三重大の卒業生であると、胸を張って言えるか?」
その問いには胸を張って、
「三重大の卒業生であることを誇りに思う」と言えます。
ほんとうに三重大ではいろんなことを学び、たくさんのひとに出会い、今の森田松之助を作ってくれました。
三重大学でほんとうによかったと思います!!