これであなたもプレゼンテーションが上手くなる!プレゼンを作るときまず考えること

みなさん、こんにちは!!

IPS認定プレゼンテーション力検定3級の資格を持つ、まつのすけです。

僕は日本で講演会をする機会が多いので、プレゼンテーションに関する本をたくさん読んで勉強しました。

今日はプレゼンテーションが上手くなる方法をお話しします。

 

さて、みなさんはプレゼンテーションを一度はどこかでやったことがあると思います。

しかし、「プレゼンするのが好き!」っていう人はあまり見ません。

ちなみに、僕は大好きです。

「プレゼンは苦手」「どうやって作ったらいいかわからない」など、いろんな声を耳にします。

プレゼンの相談もよく受けます。

 

そんなプレゼンが苦手な人のために、

今日は、プレゼンをつくる前に、まず考えるべきことについて紹介します。

これを考えることができれば、あなたのプレゼンはグッと良いものになるでしょう。

あなたは何のためにプレゼンテーションをしますか?

自社のサービスや商品を売りたいから?
会社で自分の企画を通したいから?
卒論を発表して卒業したいから?
自分の活動を知ってもらいたいから?

もちろん上で挙げたどれもが、プレゼンテーションをする目的です。

しかし、「自分がOOしたいから」を1番に考えてしまうとプレゼンテーションはうまくいきません。

まず、「聞き手のこと」を1番に考えないといけません。

 

どういうことか。

 

例えば、あなたがエンジニアで最新のロボットを開発したとします。
このロボットは他のどのロボットよりも優れています。
自分は天才だ!と思うかもしれません。

そこであなたは、お客さんにロボットを売りたい!自分のロボットの素晴らしさを知ってほしい!と思います。

では、お客さんにどのように商品を紹介しますか?

 

自分のロボットの素晴らしさを伝えたいですよね?とても高性能なロボットなんだと。世界初なんだと。

最新の人工知能で処理速度がどうで、CPUやOSはうんちゃらかんちゃらで、、

では、このロボットの「高性能」を説明したところでお客さんは「買いたい」と思うでしょうか?

商品の性能や良さを説明したところで売れません。よっぽどのロボットマニアで、ロボットの性能に詳しい人にしか売れないかもしれません。

では、お客さんは何を求めてるのでしょうか。

それは「このロボットが代わりに仕事をするの?」
「生活がどう豊かになるの?」
「寂しい私を癒してくれるの?」
「ロボットが掃除、洗濯してくれるの?」

といったような、「このロボットが私にどんな利益をもたらすのか」知りたいのです。

「ロボットが、自分の代わりに食事、洗濯、掃除をしてくれるのか」知りたいのです。

素人が高性能のロボットのスペックを聞いたところでわからないんです。

 

なぜこの話をしたのか。

それは、みなさんのプレゼンテーションが「自分よがり」になっていませんか?ということ。

聞き手のことを考えず、自分のことしか考えていないプレゼンテーションになっていませんか?

自分の作ったロボットに酔いしれ、その性能を話したい。
だから、どんなに素晴らしいロボットであるかを永遠と話し、自分の話ばかりしていませんか?

 

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最も大事なことは、「聞き手のことを考える」ということです。

どんなに良い商品でもお客さんにとって必要のないものは売れません。

自分の作ったロボットの最新の性能を話したところで、聞き手には伝わらないんです。

聞き手のことを考えてプレゼンをしなければ、聞き手の共感は得られません。

 

聞き手の目線で、聞き手が得たいであろう情報を話すことが重要なのです。

聞き手を知る

皆さんはプレゼンテーションを作るときに聞き手を調査したことはありますか?

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僕は講演会をする前、プレゼンを作る前に必ずこの作業から始めます。

小学生なのか大学生なのか、子どもがいる保護者なのかサラリーマンなのか、

何人くらいの規模で、男性か女性が多いのかなどなど分かりうる情報を集めます。

 

そして、次にその人たちがどんな話が聞きたいのか、どんな情報を得たいのか考えます。

もちろんそのイベントや講演会のテーマも大切です。僕の場合、このテーマを自分で決めさせていただくことが多いので、テーマ選びも慎重に考えます。

 

聞き手が聞きたいであろう情報を考えながら、自分が一番伝えたいメッセージを決めます。

そのメッセージを引き立たせるために、物語を作っていくのです。

 

どうやったら節約して貯金ができるか知りたい主婦に、パチンコ必勝法の話をしても意味ないですよね。

聞き手が知りたい情報をあれこれ考え、自分が伝えたいメッセージにつなげるんです。

聞き手に伝わらなかったら意味がない

自分がどんなに伝えたいことがあっても、どんなに素晴らしいことをしていても、聞き手に伝わらなかったら意味がありません。

「自分がプレゼンしているときに全然聞いてくれない」
「人が話しているときに寝ている人がいる!けしからん!」

という経験がある人もいるかもしれませんが、これも聞き手が悪いのではありません。

もちろん中には全く聞いていない人もいますが。

自分が聞き手のことを考えていないのかもしれません。コンテンツが聞き手にとって興味のないものかもしれません。

 

自分のプレゼンを聞いてもらえないことを、決して聞き手のせいにしてはいけないのです。

なにが悪かったか、反応が薄かったところはどこか、僕もつねに反省しながら講演を振り返るようにしています。

聞き手に問いかけるように話す

プレゼンテーションでよくあるのは一方通行の話です。

「僕は旅が好きで旅をしました。いろんなことを学びました。面白かったです。みなさんも一度旅に出ていろんなことを経験をすれば面白いと思います!」

という話よりも、

「皆さん、旅は好きですか? 僕は旅が好きで旅からいろんなことを学びました。旅って面白いですよね? みなさんも一度旅に出ていろんなことを経験してみませんか?!」

というように、一人で話しているんだけど、対話しているような話し方をすると、聞き手に入って来やすいんです。

問いかけや、共感を求める表現です。

「あなたはどう思いますか?」「これって素敵ですよね?」というような

表現です。

今まで僕もこれができていませんでしたが、講演をしていくうちにこの問いかけや共感が大切なことを学びました。

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TABIPPO2013のプレゼンでもこれを意識しました。

 

話し方を少し変えるだけで、あなたと聞き手の距離がぐっと縮まって、いいプレゼンになります!!

 

いかがでしたでしょうか。

今回はプレゼンを作る上で、まず考えないといけないことについて書きました。

それは「聞き手」でしたね。

 

これからもプレゼンについての記事を更新していきます!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

たこ焼きを愛し、世界中でたこ焼きを焼くために飛び回っているたこ焼き野郎です。世界中で金色の全身タイツや、ドラゴンボールのフリーザの格好で人を楽しませ、「クレイジー」と言われることに快感を得ています。現在ニュージーランドでたこ焼きを売るため、奮闘中!!

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