ニュージーランド縦断2000km 自転車の旅がスタート!!

「なんでこんなことになったのだろう。」

12月24日、日本食屋GIONでの最後の仕事を終えた次の日、僕は考えていた。

もともと車でニュージーランドを旅する予定が、自転車で端っこまで縦断することになったのだから。

(null)

自転車の旅はこれが初めてではなかった。

小学校3年生の時に無理やり親に琵琶湖一周自転車旅に連れていかれた。

2泊3日でキャンプ生活だ。

「なんでこんなしんどいことせなあかんねん!」

そう思いながら必死で自転車を漕いだ。

辛かった坂道も、道中も、終わってみればいい経験である。

あの時の経験が今に生きている。

両親には本当に感謝だ。

無理やり10歳の子供を自転車で200kmの旅に連れて行く親も珍しいだろう。


2回目は大学生の時、地元を知ろうと滋賀県を600kmほどぐるぐる周った。

と言っても、こんなのは日本縦断歩いた時に比べれば朝飯前だった。



そして今、、

ニュージーランドを自転車で縦断することにした。

広大な自然を肌で感じたかった。

いろんな人と出会い、たくさんのことを経験したかった。

車よりも、自分の足で、自分の力で、ニュージーランドという国を肌で感じることにした。

物語は12月28日

年越し前から始まる。

僕はゆうたさんと一緒に酒を飲んでいた。

ゆうたさんは、僕が日本縦断リヤカーで歩いている時に愛知県でお世話になった人だ。

それ以来、一緒に飲むと止まらないほどの飲み仲間になっていった。

アホなことばかり話し、時には真面目に話し、気がつけば朝になっている。

本当に心地よく、楽しい時間だ。

そのゆうたさんが、ニュージーランドへ来て会えるということで、自転車縦断の予定を3日ずらした。

オークランドの宿に一泊した。

そして、いざ宿を出る時。

自転車をこいだ瞬間に、バキッという音が、、

後ろ見ると、自転車とリヤカーが外れていた。

そしてさらに悪いことに、

なんと、自転車で1番大切な部分、シャフトが曲がっている!!!

これはやばい。

頭が真っ白になった。

しかし、なんとかシャフトをできるだけまっすぐにして、もう一度リヤカーをつけた。

リヤカーの荷物が多すぎたのが原因だ。

リヤカーの荷物を背負い、ゆうたさんが泊まるホテルへ向かった。

「これからどうなるんやろ、、」不安だけが残った。


その不安はこれからどんどん大きなものになって行く。

ホテルへ着くと、ゆうたさんもちょうど着いていた。

感動の再会の後、オークランドを観光することにした。

(null)

相変わらず退屈なオークランドシティだが、水曜日はなかなか面白い。

フェリーターミナル近くのバーで、ハンバーガーとハイネケンがセットで5ドル(400円)なのだ。

(null)

ハンバーガーの具材が乗せ放題なので、これでもかというくらい、サラダのごとく盛る。

(null)

盛ることに関しては、森田ではなく盛田松之助です。

ほんと、話まで盛りますから。

さて、そんなサラダバーやいろんなバーをはしごして、いい感じに酔っ払いました。

途中はバーのビリヤード対決も盛り上がり、知らんおっさんと仲良くなりました
こういう繋がりが旅の醍醐味ですね。

(null)

(null)

そんな感じで酔っ払いながらホテルへ帰宅し、次の日から旅に出るのでした。

いよいよ始まるニュージーランド縦断自転車の旅。

いったいどんな物語が待っているのでしょうか。

つづく。

ABOUTこの記事をかいた人

たこ焼きを愛し、世界中でたこ焼きを焼くために飛び回っているたこ焼き野郎です。世界中で金色の全身タイツや、ドラゴンボールのフリーザの格好で人を楽しませ、「クレイジー」と言われることに快感を得ています。現在ニュージーランドでたこ焼きを売るため、奮闘中!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です